彼と交際することになりましたが、違和感ばかり感じる日々。彼からのプロポーズを受け入れた時の心境を書いていきます。
婚活イベントで知り合う
私が27歳の頃、友人と一緒に婚活イベントに参加しました。当時婚活パーティにも数多く参加していましたが、なかなか良縁が無く悩んでいました。そんな時に目に留まった“パワースポット巡りバスツアー!“神様の力でなんか良い人に出会えそうな気がする”私はそう思いました。早速友人を誘って参加。車内では男女隣り合わせで座り、男性が座席を移動しながら会話をしていく流れでした。そんな中、初めて会ったのになんだかそんな気がしない、前から知り合いだったかのように緊張せずに話せる、なんとなく安心感のある男性がいました。第一印象は「男性参加者の中では一番見た目は良いかな」くらい。あまり女性に慣れていないような印象でした。私はグイグイ引っ張っていくタイプの男性より、控えめな男性の方が好みだったので、なんとなく話していて居心地が良かったのを覚えています。バスはパワースポットに到着。友達と彼と私の3人で散策して、楽しいひと時を過ごしました。連絡先も交換して、バスツアー終了後にはそのままファミレスで一緒に食事をしました。
初めて2人きりで会った日に告白される
後日2人きりで遊ぶことになりました。少し遠距離だったのですが、中間地点で待ち合わせをして、ドライブや食事に行ったりしました。私にとっては男性と2人きりで食事やデートをすることはそんなに特別なことでは無かったので、彼のことをもっと知れたらいいなというくらいの軽い気持ちでした。夕方彼の車で送ってもらっていたところ、別れ際になんとトランクから花束が出てきたのです!!そして「付き合ってもらえませんか?」と告白されました。花束なんてもらったのは初めてで、とても嬉しかったのですが、それ以上に驚きました。婚活イベントで出会った日以降、ラインで連絡を取り合ってはいましたが、今日で会うのは2回目です。それなのに、すでに今日会う前から私に告白することを想定していたのかと思うと、展開が早すぎてびっくりしました。私としては、付き合うのが嫌というわけではないけど、まだ全然お互いのことが分からないし、嫌いではないけど付き合うまでの気持ちに達していない…返答に悩んだのですが、そのままの気持ちを彼に伝えました。彼は付き合ってからお互いのことを知っていけば良いというタイプのようで、その日からお付き合いする流れとなりました。
彼に対する違和感
何度かデートを重ねていると、彼の変わったところが目に留まるようになりました。今まで付き合ってきた人たちとは違う妙な違和感です。
箸しか使わない
まず、カレーライスやドリアなど、スプーンで食べずに箸で食べます。ハンバーグやパスタなど、フォークを使わずに箸で食べます。私が「なんでいつも箸しか使わないの?」と聞くと「箸で食べたことしかない」とのことで私は絶句。彼はかなり田舎の方に住んでいたので、田舎だとスプーンもフォークとか使わないのか、私は自分で自分を納得させるしかありませんでした。
社交辞令が分からない
何かをしてもらった時、誰しも自然と「ありがとう」という言葉が出てきますよね。ところが彼はありがとうが言えません。ありがとうという言葉知ってる⁉と聞きたくなるくらい言いません。例えば「ここは私が支払うね」「これあげるね」に対して彼の返答は「うん」だけです。私の実家に遊びに来た際にもこの非常識は炸裂します。両親の「いらっしゃい、今日はたくさん食べていってね~」「これお土産に持って帰りなね~」に対して彼の返答は「はい、分かりました」です。なんとも絶妙にありがとうというセリフが出てこないのです。これにはうちの両親も違和感を覚えたようで、あとから「彼大丈夫?ちょっと変だよね」と言われました。私としても非常識過ぎて理解不能で、彼に「普通ありがとうって言うもんだよ」と指摘しても「そうなの?」とポカンとした返答。また言葉をそのまま解釈するのか「たくさん食べてといってね」と言われると、全部無くなるまで食べてしまいます。他の人が食べる分も気にしません。さらに手土産で私の実家の両親に持参した菓子折りも、両親が「開けて食べていっていいよ~」と言うと、普通なら断るものでしょうが、夫は「分かりました~」と言ってバクバク食べ尽くします。普通の大人では考えられない言動に私はイライラしていました。
不法侵入
こんなこともありました。彼が私の実家に遊びに来たとき、一般的には玄関でインターホンや呼び鈴を鳴らし、応答があってからお邪魔しますよね。ところが彼は呼び鈴を鳴らさずに、お邪魔しますも言わずに、無言で部屋まで入って来たのです。私の母親は「何も言わずに入って来るんじゃないわよ!泥棒かと思うでしょうが!」と彼に怒りました。母と一緒に部屋にいた私も絶句…非常識過ぎると彼に詰め寄ると「うちはみんなそうやってるから」と。確かに彼の実家はかなり田舎で、近所の人や身内が突然部屋まで入って来ることがあるようなのですが、他所のお宅にお邪魔する時の作法も知らないなんて、あまりに世間知らず過ぎる彼に不信感が募ります。
人のためにお金を使わない
付き合って初めての私の誕生日にディズニーシーに遊びに行きました。私たちは地方在住なので、ディズニーシーでお祝いをしてもらえることはとても嬉しかったのを覚えています。いつもデートは割り勘でしたので、交通費などはいつものことながらきっちり割り勘でした。なので友達から彼氏はいつでも全部奢ってくれるなんて聞くと羨ましくてたまりませんでした。夜のパークでお酒を飲みたいと私が話していたので、素敵な夜になるのだろうとウキウキしていました。辺りが暗くなってくる頃、お店のカウンターに腰をかけて、メニューを拝見。彼が「高っ!!」と。誕生日のお祝いでそんなセリフを言うなんてと内心かなりイラっとしました。私としては、まぁそりゃこんなものでしょうという納得の金額でしたが、カクテル一杯ずつとおつまみを頼んだ程度でお会計をすることになりました。そこで彼から衝撃の一言が!!
「割り勘でいい?」
今日は私の誕生日。いつもは何でも割り勘だけど、こんな時ぐらい奢れないのかよ!私のイライラは爆発し…
「はっ⁉あり得ないんだけど!彼女の誕生日に割り勘とか!初めて聞いたんだけど!マジでドケチ過ぎでしょ!」
彼は人の為にお金を気持ちよく使えない人なのだろうか。割り勘にしましたが私はかなり不機嫌。ロマンチックな雰囲気も台無し。今日1日の締めくくりがこれなんて本当に最悪。今までの数々の違和感も重なり、この日私から別れを告げました。ですが彼は納得がいかないようで、悪いところは直すから別れないでほしいとの一点張り。挙句の果てに彼が泣き出す始末。可愛そうに思えてきて、一旦別れずに踏み止まることにしました。
汚部屋
初めて彼の実家に遊びに行ったときのこと。田舎の集落に彼の実家はあります。彼の部屋には物がいっぱい、ホコリがいっぱい、ごみもいっぱい、なんとか足の踏み場はあるけれど、ごちゃごちゃした部屋でした。そしてお菓子やジュースの臭いをごまかすためか香水の匂い。私が「誰か掃除とかしないの?」と尋ねると「しない。ばあちゃんが掃除をしてるところは見たことがあるけど、かあちゃんが掃除をしているところは見たことが無い」という不思議な返答。とにかくおばあさんがよく家事をする家で、お母さんは何も出来ないんだそう。
公園の遊具に興味津々
公園に遊びに行くと、彼は遊具で遊びたくなるようでした。特に長い滑り台や高いところにある遊具が好きなようで、次から次へと目移りしていました。子供たちと同じように遊びたくなる様子に、変わった人だなぁと感じていました。
傘を差せない
デート中の突然の雨。傘が1本しかなく、2人で差さなくてはならない場面ですが、彼に傘を渡すと自分が濡れないようにしか差せません。彼女である私が濡れていることを気にする素振りも無ければ、気が付くこともありません。普通は相手が濡れていないか気にしますよね。彼には他人の気持ちを汲み取ろうとする気配は全く無く、私が「お互いに濡れないよう差そうよ」と言っても「出来ない」と言うだけでした。
彼の発達障害を疑う
彼と出会ってお付き合いを続けていましたが、他にもっと良い人がいるのではないかと、合コンや他の男性との食事にも行ったりしていました。彼の不可解な様子に頭を悩ませているうちに、もしかして彼は発達障害なのでは…と疑念を抱くようになります。彼と会うたびに私がイライラする出来事が続出し「同い年なのになんでこんなことも分からないの?」「普通言わなくてもわかるよね?」「子供じゃないんだから」「常識的に考えてよ」というようなことの繰り返しだったんです。私から3回別れを告げていますが、彼はいつも「直すから」と言っては泣いてしまいます。しかし、何度同じことを注意しても直らないのです。そして私がどんなに怒っていてもすぐにケロッとしている様子で、まるで子供のようでした。
プロポーズ
付き合って1年目に初めてプロポーズされました。しかし返答は先延ばしにしてきました。2年目、3年目も同様にプロポーズされました。ロマンチックな感じではなく、ありふれた日常の中でふと言われるような感じでした。そして4年目、私は32歳、出会いの数も減り、周りの友人には既婚者が増え、なんとなく仕事もつまらなくなっていた頃、また彼からプロポーズされました。
「そろそろ、結婚…まだだめ?」
「うーん、考えることは色々あるのだけど…そうだね、結婚しよっか」
私はそう返答しました。確実に言えるのは、そこには何もキラキラした思いはありませんでした。一言で言えば妥協です。結婚を理由に仕事を辞められるし、彼と衝突はあるけれど、これほど長く交際が続いた人は初めてで、運命の人なのかもしれないと思い込もうとしていたし、そしてこれ以上独身でいても好きな人には巡り合えないような気がしていました。好きな人に出会うこと自体とても難しいことですし、さらに相手からも好きになってもらわないと交際できないわけで、そこから結婚に至るまでの道のりを考えたら…そんな時間は無い!妊娠出産の年齢のこともあり、なんとなく結婚を決めてしまったのです。

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